サムスンが次期スマホ「Galaxy S25 Edge」の試作機を2種類作っていたことが判明しました。最終的に選ばれたのは、驚きの“超薄型”モデル。しかし、その代償としてカメラの数が減り、性能面でもいくつかの妥協があったようです。

「カメラは多い方がいい」「いや、持ちやすさが大事!」…このデザイン変更、あなたならどう思いますか? S25 Edgeの気になるポイントをチェックしてみましょう!

「薄さは正義?」— サムスンが選んだS25 Edgeのデザイン

サムスンが次に発売する「Galaxy S25 Edge」は、これまでのデザインから大きく変わることになりました。そのポイントはズバリ「薄さ」。試作機として2つのバージョンが作られましたが、最終的に選ばれたのは厚さ5.84mmという超スリムモデルです。これまでのフラッグシップ機と比べても圧倒的に薄く、まるでカードのような持ち心地になりそうです。

一方で、もう一つの試作機は6.4mmの厚みがあり、その分、カメラの数やバッテリー容量を増やすことが可能でした。しかし、サムスンはデザインの洗練度を優先し、薄型バージョンの量産を決定。これにより、「とにかくスリムなスマホがほしい!」というユーザーには嬉しいニュースとなりそうです。

ただし、薄さを追求するあまり、犠牲になった部分もあります。特にカメラの数やバッテリー容量、冷却性能の問題が気になるところです。見た目のスタイリッシュさを取るか、それとも機能性を重視するか——あなたならどちらを選びますか? これが今後のスマホ選びの新たな悩みのタネになりそうですね。

カメラは2つに…その理由とユーザーへの影響

「スマホのカメラは多いほどいい!」と思っている人にとって、今回のGalaxy S25 Edgeの決定はちょっと残念かもしれません。というのも、サムスンはスリムなデザインを優先するために、従来のトリプルカメラではなく、デュアルカメラ構成を採用することにしたのです。

このカメラ構成のうち、一つはサムスンの最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」と同じ200MP(2億画素)のセンサーを搭載する予定。ただし、もう一つのカメラについては詳細がまだはっきりしていません。超広角カメラなのか、望遠カメラなのか…? スペック好きのユーザーにとっては気になるポイントですね。

カメラが減ることで、望遠撮影や広角撮影の柔軟性が制限される可能性があります。特に「スマホでがっつり写真を撮りたい!」という人には物足りないかもしれません。一方で、普段から標準カメラしか使わない人にとっては、特に問題にならないかもしれませんね。「薄さを取るか、カメラを取るか」——あなたはどっち派ですか?

性能より見た目重視?バッテリー・冷却性能の気になるポイント

スマホが薄くなると、当然ながら中に詰め込める部品も限られてきます。今回のGalaxy S25 Edgeもその例外ではなく、バッテリーや冷却性能に影響が出てしまいました。

まず、バッテリー容量は3,900mAhと控えめ。最近のスマホでは5,000mAh以上の大容量バッテリーが主流になっていることを考えると、少し心もとないですね。さらに、充電速度も最大25Wと、これまた最新モデルとしては控えめなスペックになっています。外出先での充電を気にする人にとっては、少し不安なポイントかもしれません。

また、冷却性能も気になるところです。Galaxy S25 Edgeは「Snapdragon 8 Elite」という最新の高性能チップを搭載しますが、薄型デザインの影響で十分な冷却機構を組み込めません。そのため、長時間ゲームをプレイしたり、高負荷な作業をすると熱がこもりやすくなる可能性がありそうです。「薄くてカッコいいけど、長時間使うと熱くなる…?」なんてことにならないといいですね。

サムスンの今回の戦略は、「とにかく薄くてスタイリッシュなスマホ」を求めるユーザーには刺さりそうです。ただし、バッテリー持ちや発熱が気になる人にとっては、ちょっと慎重に考えるべきかもしれませんね。あなたは、この薄型デザインをどう思いますか?

Source:wccftech