Samsungの新型折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 7」が、シリーズ史上最も薄くなるかもしれません。
これまでのモデルはどれも分厚さがネックでしたが、最新のリークによると、ついに厚さ10mm以下を目指しているとのこと。その秘密は「デジタイザーをなくす」という大胆な決断にあるようです。
とはいえ、「それってSペン使えなくなるんじゃ?」と心配になるところ。どうやらSamsungは、画面ではなくペン側に技術を埋め込むことで、Sペン対応を維持するつもりみたいです。さて、この薄さは本当にユーザーの心をつかむのでしょうか?
厚み10mm以下を目指す!Z Fold 7の進化ポイント

Samsungの折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold」シリーズは、毎回「もうちょっと薄かったらなぁ…」と言われ続けてきました。でも今回の「Z Fold 7」は、本気で薄さにこだわっているようです。
なんと目標は「折りたたんだ状態で厚さ10mm以下」。これまでのZ Fold 6は12.2mmだったので、さらに約2mmのスリム化を狙っているんですね。このレベルになると、もはや普通のスマホと見た目が変わらなくなるかもしれません。ライバル機種のGoogle Pixel FoldやOnePlus Openもかなり薄いので、Samsungとしても負けていられないのでしょう。
じゃあ、どうやってこの薄さを実現するのか?ポイントは「デジタイザーをなくすこと」です。デジタイザーとは、Sペンの操作を感知するための部品ですが、これを省くことで厚みを削る作戦です。しかも、ただなくすだけじゃなく、Sペン自体に新技術を組み込むことで、今までどおり使えるようにするとのこと。まさに「なくしたのに、なくなってない」状態ですね。
ディスプレイサイズも8インチと、かなりの大画面になる見込みです。さらに、外側のカバーディスプレイは6.5インチと、ちょうどいいサイズ感。画面が大きくなることで内部のスペースにも余裕ができ、その分、薄型化がしやすくなるというメリットもあるんです。
ただ、折りたたみスマホって「薄くなった=耐久性大丈夫?」という心配も出てきます。特にヒンジ部分は過去モデルでも故障しやすかったので、薄くしたことで逆に壊れやすくならないか気になるところです。とはいえ、Samsungも折りたたみのプロですから、そのあたりはしっかり対策してくるはず。
「分厚いとポケットに入れにくい!」と悩んでいた人には朗報かもしれません。Z Fold 7がどこまでスタイリッシュになるのか、続報が楽しみですね!
デジタイザーを削除…でもSペンは使えるの?
「デジタイザーをなくす」と聞くと、Galaxyユーザーなら「え、それSペン使えなくなるってこと?」と不安になるかもしれません。でもSamsungは、ただ単に削ったわけではなく、新たな仕組みを考えているようです。
これまでのGalaxy Z Foldシリーズは、Sペン対応モデルにはデジタイザーが搭載されていました。デジタイザーは画面の下にある薄いセンサーで、これがあるおかげでSペンの動きを正確に読み取ることができたんです。でも、この部品があるとどうしても厚みが出てしまう…。そこでSamsungは、「もう画面側にセンサーを入れるのはやめよう!」と決断したわけですね。
じゃあ、どうやってSペンを使えるようにするのか?新技術によって、Sペン自体にセンサーを組み込み、画面側ではなくペン側で入力を認識するようにするみたいです。これならデジタイザーなしでも、従来と変わらない使い心地になるというわけです。
ただ、これまでのSペンがそのまま使えるのかは不明です。もしかしたらZ Fold 7専用の新しいSペンが登場するかもしれませんね。それに、ペン側にセンサーが入るなら「充電が必要になるの?」という疑問も出てきます。もしバッテリー式になるなら、使いたいときに「バッテリー切れで使えない!」なんてことにならないようにしてほしいところです。
また、ペン側で感知する方式だと、これまでのデジタイザー方式に比べて「筆圧感知の精度は大丈夫?」という点も気になります。特にイラストを描く人や手書きメモ派にとって、書き心地が悪くなるのは困りますからね。このあたりの性能がどうなるのか、Samsungの公式発表を待ちたいところです。
とはいえ、「Sペンを捨てないための工夫」をしているのは好印象です。単に薄くするために機能を削るのではなく、ちゃんと代替技術を考えているのはさすがSamsung。果たして新しいSペンの使い心地はどうなるのか、発売が待ち遠しいですね!
ライバルたちに勝てる?期待と課題をチェック!
Galaxy Z Fold 7の薄型化は魅力的ですが、ライバル機種と比べて本当に優れているのでしょうか?他の折りたたみスマホと比較しながら、期待と課題を見ていきましょう!
まず、薄さに関しては、Google Pixel FoldやOnePlus Openとガチンコ勝負になります。Pixel Foldは12.1mm、OnePlus Openは11.7mmなので、Z Fold 7が本当に10mm以下になれば「最薄折りたたみスマホ」の称号をゲットできそうです。
次にディスプレイですが、Z Fold 7は8インチの大画面を採用予定。一方、Pixel Foldは7.6インチ、OnePlus Openは7.8インチなので、Z Fold 7の方がほんの少し大きくなります。でも、画面が大きい=良いとは限りません。重要なのは「折りたたんだときの使いやすさ」なんですよね。
その点でいうと、Z Fold 7は6.5インチのカバーディスプレイを採用予定です。これなら閉じた状態でも普通のスマホ感覚で使えそう。一方で、Pixel Foldの外画面は5.8インチと小さめなので、開かないと使いづらいという声もあります。この点ではZ Fold 7の方が優勢かもしれませんね。
ただ、心配なのはバッテリー持ち。薄くなる分、バッテリー容量が減る可能性があるんですよね。特に折りたたみスマホは消費電力が多いので、「1日使ったら充電必須!」みたいにならないかが気になります。さらに、Samsungの折りたたみスマホは耐久性が課題になりがちなので、Z Fold 7の耐久テスト結果にも注目したいところです。
とはいえ、「最薄クラス」「大画面」「Sペン対応」という強みを持つZ Fold 7。競争が激化する折りたたみスマホ市場で、どこまで存在感を発揮できるのか、発売が待ち遠しいですね!
Source:androidpolice