HUAWEIのトリプルスクリーン折りたたみスマホ「Mate XT」が、ついに中国を飛び出して海外で販売されることになりました!でも、その価格を見てビックリ…なんと€3499(約56万円)です。

販売国はインドネシア、マレーシア、メキシコ、フィリピン、サウジアラビア、UAEと、まだ限られた地域だけ。でも欧州向けに価格が発表されたということは、今後さらに拡大する可能性もありそうです。

ただ、競争の激しい折りたたみスマホ市場で、Mate XTはこの強気な価格でどこまで戦えるのか?ライバルの最新動向とあわせてチェックしてみましょう!

Mate XTがついに海外進出!どの国で買える?

HUAWEIの折りたたみスマホ「Mate XT」が、ついに中国の外へ!これまで手に入らなかったユーザーにとっては嬉しいニュースですが、販売国は意外と限られています。

今回発表された販売国は、インドネシア、マレーシア、メキシコ、フィリピン、サウジアラビア、UAEの6か国。アメリカやヨーロッパの主要国はまだ含まれていません。でも、HUAWEIがヨーロッパ向けの価格を公表したことを考えると、今後さらに拡大する可能性はありそうですね。

実はMate XT、昨年中国で発売されたときも「欲しいけど買えない!」という声が多かったんです。というのも、HUAWEIの最新スマホはGoogleのサービスが使えないため、海外展開が慎重になっているんですよね。でも「レア感があると余計に欲しくなる」っていうのは、ガジェット好きあるあるじゃないでしょうか?

今回の発表では、具体的な発売日についての詳細は明かされませんでしたが、近いうちに各国で順次販売が始まると予想されます。今後さらに対応国が増えるのか、HUAWEIの動向に注目ですね!

価格はまさかの€3499!?驚きの値段のワケ

Mate XTの海外販売は嬉しいニュースですが、その価格を見て二度見した人も多いはず。なんと、ヨーロッパ向けに発表された価格は€3499(約56万円)!スマホ1台で中古の軽自動車が買えちゃうレベルの強気な価格設定です。

「そんなに高いの!?」と思った方、ちょっと冷静に考えてみましょう。今回の国際版は、最上位モデルの1TBストレージ版のみが販売されるとのこと。中国では256GBモデルなどの選択肢もありましたが、海外向けは1TB一本勝負。そのため、価格がかなり高めに設定されているんですね。

それでも、中国版の1TBモデルが23,999元(約50万円)だったことを考えると、国際版はさらにプレミアム価格になっています。この差額は輸出コストや各国の税金などが影響している可能性が高いですが、それにしても高級路線すぎる気がしますね。

HUAWEIとしては、Mate XTを「特別なスマホ」として売り出したいのかもしれません。折りたたみスマホ市場は年々競争が激しくなっていますが、「プレミアム感」を武器に戦おうという戦略でしょうか。とはいえ、この値段でどれだけの人が手を出すのか…実際の売れ行きが気になるところです。

ライバルも続々登場!折りたたみスマホの未来は?

HUAWEI Mate XTは確かにすごいスマホですが、折りたたみスマホ市場は他のメーカーもガンガン攻めてきています。特に、SamsungやOPPOといったライバルたちも、新しい折りたたみモデルを準備中。果たしてMate XTはこの戦いを勝ち抜けるのでしょうか?

Samsungは、すでにGalaxy Zシリーズで折りたたみスマホ市場をリードしており、次世代モデルではトリプルスクリーンを採用するとの噂もあります。一方、OPPOのFind Nシリーズは、コンパクトで使いやすいデザインが評価されており、Mate XTのような大型モデルとは違ったアプローチで勝負しています。

Mate XTの強みは、トリプルスクリーンと独自のデザインですが、やはり価格がネックになりそう。折りたたみスマホ自体がまだ高価なジャンルなので、「手が出しやすい価格」のモデルが増えてくると、Mate XTの立ち位置が微妙になってしまうかもしれません。

とはいえ、折りたたみスマホの進化はまだまだこれから!今後、価格が下がったり、新しい技術が出てきたりすれば、もっと多くの人が手に取るようになるでしょう。Mate XTがどんな評価を受けるのか、そして折りたたみスマホの未来がどうなるのか、楽しみですね!

Source:androidauthority