Xiaomi 15 Ultraの海外版が登場！カメラ性能はトップクラス、スペックも申し分なし。でも、なぜか中国版よりバッテリーが小さい…。

6,000mAhのバッテリーを搭載した中国版に対し、海外版は5,410mAhとダウングレード。これってコスト削減？それとも部品不足？「なぜ俺たちだけ…」と嘆く海外ユーザーの声が聞こえてきそうです。

スマホの電池持ちは超重要。なのに、なぜXiaomiは海外市場で自らハンデを背負うのか？その裏事情に迫ります！

なぜ海外版だけバッテリーが小さいのか？

Xiaomi 15 Ultraの海外版を見て、多くの人が「なんでバッテリー小さいの？」と疑問に思ったはずです。中国版は6,000mAhもあるのに、海外版は5,410mAh。約600mAhの差って、実は結構デカいんですよね。これがあれば、もうちょっと動画を見たり、ゲームをしたりできたかもしれません。

スマホのバッテリーって、最近どのメーカーも「大容量化」がトレンドです。そんな中で、わざわざ減らすなんて珍しい話。しかも、Xiaomi 15 Ultraは「バッテリー持ちがいい！」と評価されているのに、海外版だけスペックを落とす理由が気になりますよね。

「まあ、5,410mAhでも十分持つんでしょ？」と思うかもしれませんが、実際の比較テストではGalaxy S25 UltraやiPhone 16 Pro Maxに負けています。つまり、「もっと頑張れたのに！」って話なんです。フル充電で一日中使えるならまだしも、あと数時間の差で充電が必要になると、ストレスが増えますよね。

このバッテリー削減の理由について、ネットでは「コストカットでは？」とか「供給の問題？」なんて声が上がっています。Xiaomi側は正式な説明をしていませんが、この件は間違いなく気になるポイントです。

せっかくのフラッグシップモデルなのに、なぜ海外ユーザーだけが少し残念な思いをしなきゃいけないのか…。次のセクションでは、このバッテリー削減の裏にある「コスト問題」と「供給の事情」について掘り下げていきます！

コストカット？それとも供給不足？メーカーの思惑

バッテリー容量を減らす理由、まず最初に思い浮かぶのは「コストカット」ですね。スマホの製造コストは年々上がっていて、メーカーとしてはできるだけ節約したいのが本音。とはいえ、バッテリーのコストって実はそこまで大きくないんです。600mAh増やすのに、そこまでのコスト差があるとは考えにくいですよね。

じゃあ、何が理由なのか？もうひとつの可能性として挙げられているのが「供給不足」です。スマホ業界では、高性能バッテリーの供給が常に安定しているわけではなく、特に中国市場は競争が激しいため、メーカーも優先的に良い部品を国内向けに確保したいという事情があるようです。

実際、中国ではiPhoneからXiaomiや他の国内メーカーに乗り換える人が増えています。国内市場での競争が激しくなるほど、Xiaomiとしては「まずは国内のユーザーを満足させるのが先決！」という考えになるのも無理はありません。

ただ、これって長期的に見て本当に正しい戦略なのでしょうか？海外市場でのブランド価値を落とすリスクもあるはずです。「Xiaomiって結局、中国市場が最優先なんでしょ？」と思われてしまうと、海外ユーザーは「それなら別のメーカーを選ぼう」となりかねません。

コストカットか、供給不足か。どちらにせよ、海外市場のユーザーが「なんで俺たちだけ…」と不満を抱えてしまうのは避けられませんよね。では、実際に海外ユーザーの反応はどうなのでしょうか？次のセクションでは、Xiaomiのこの戦略が世界市場に与える影響について見ていきます！

ユーザーの不満爆発？世界市場を軽視するリスク

Xiaomi 15 Ultraのバッテリー問題、当然ながら海外ユーザーの間では大きな話題になっています。「またかよ！」という声もちらほら。実はXiaomi、過去にも海外版のスペックを微妙に落とすことがあり、今回もそのパターンにハマっているんです。

特に欧米市場では、「なぜ中国版と同じものを出さないの？」という疑問が根強くあります。実際、他の中国メーカーも同じようなことをしていて、たとえばVivoのX200 Ultraは、海外展開すらしない方針なんです。これじゃあ、せっかくの高性能スマホが一部の国でしか楽しめないじゃないですか。

また、アメリカ市場では「対応バンド」の問題もあります。Xiaomiは一部のアメリカの通信規格に完全対応していないため、「使いたくても快適に使えない」状況に。これも「なんで海外市場を軽視するの？」という不満につながっています。

スマホ市場は、AppleとSamsungが圧倒的に強い状況が続いています。Xiaomiが本気で海外市場を攻略したいなら、「なぜわざわざハンデを背負うのか？」という疑問を解消する必要がありますよね。

もちろん、価格面ではXiaomiのスマホは魅力的です。でも、ハードウェアが中途半端だと、結局ユーザーはSamsungやAppleに流れてしまうかもしれません。Xiaomiが真のグローバルブランドとして成長するためには、そろそろ海外市場にも本気を出すタイミングなのかもしれませんね。

Source：phonearena