最新スマホ、欲しいけど高すぎる…そんなあなたに朗報!
UK発のスタートアップNothingが、手頃な価格とハイスペックを両立した「Nothing Phone 3a」と「3a Pro」を発表しました。デザインは相変わらずオシャレで、内部が透けて見える独特のスタイル。さらに新機能の「Essential Space」も搭載され、AIでメモ整理がラクになるらしい!?
気になる価格は、3aが約329ポンド(約6万円)、3a Proが449ポンド(約8万円)。この性能でこの価格、アリかも?
デザインも光る!Nothing Phone 3aシリーズの魅力

Nothingと言えば、スマホの中身が透けて見える“スケルトンデザイン”が特徴ですが、今回の「Nothing Phone 3a」と「3a Pro」もそのDNAをしっかり継承しています。透明な背面には、おなじみの「Glyphライト」が3つ配置され、通知やアプリの動作に応じて光る仕組みになっています。これがまたカッコよくて、持っているだけで目を引くこと間違いなしです。
本体のサイズはかなり大きめで、6.77インチのAMOLEDディスプレイを搭載。実はこれ、ハイエンドスマホ並みのサイズ感で、Galaxy S25 Ultraクラスの大きさなんです。「安いスマホ=コンパクト」という時代はもう終わったみたいですね。
素材にもこだわりがあり、背面はガラス仕上げ。前モデルの「Nothing Phone 2a」シリーズはプラスチック製だったので、今回のモデルはちょっと高級感がアップしています。ただし、フレームはマット仕上げのプラスチックなので、軽さと持ちやすさはちゃんとキープされていますよ。
カラーバリエーションは、3aがブラック・ホワイト・ブルーの3色展開。一方、3a Proはブラックとグレーの2色です。特に3aのブルーは、Nothingらしからぬ(?)ポップな印象で、これはなかなか新鮮。シンプルなデザインにちょっと遊び心が加わっていて、手に取るのが楽しくなりそうです。
さらに、新たに追加された「Essential Space」ボタンにも注目です。電源ボタンの下にあるこのボタンを押せば、すぐにスクリーンショットを保存できたり、長押しでボイスメモを録音できたりと、ちょっとしたメモがサクッと取れる仕組みになっています。今後、AIを活用した新機能も追加される予定とのことで、スマホをより便利に使えそうですね。
Nothingらしいユニークなデザインと新機能を詰め込んだPhone 3aシリーズ。見た目だけでなく、使い勝手の面でも進化しているので、「オシャレで個性的なスマホが欲しい!」という人にはピッタリの1台になりそうです。
カメラ性能は?3aと3a Proの違いをチェック
Nothing Phone 3aシリーズのカメラ、実はけっこう気合いが入っています。両モデルともにメインカメラは50MP(5000万画素)で、高画質な写真が撮れるのはもちろんのこと、暗所撮影でもしっかりディテールを残せる仕様になっています。
でも、3aと3a Proではカメラの実力に違いがあるんです。3aは50MPの標準レンズと8MPの超広角レンズ、さらに2倍の光学ズームを備えた50MPの望遠レンズを搭載。一方、3a Proはもう一歩進化していて、50MPの標準レンズに加え、50MPの3倍光学ズームが可能な「ペリスコープ望遠レンズ」を採用しています。
「ペリスコープ望遠レンズって何?」と思った人もいるかもしれません。簡単に言うと、スマホの中に鏡を使って光を曲げることで、より遠くまでズームできる仕組みです。これ、通常は高級スマホにしか搭載されない技術なんですが、3a Proでは手の届く価格で使えるんです。しかも、最大6倍の「インセンサーズーム」や、最大60倍の「超ズーム」も可能。月のクレーターまで撮れちゃうかも!?
カメラのもう一つのポイントは、オートフォーカスの速さ。Nothingによると、3a Proのメインカメラは、前モデルより43%も速くピントを合わせられるそうです。これは動く被写体を撮るときにかなり便利で、ペットや子どもの写真を撮るときにも活躍しそうですね。
デザイン面でも、3aと3a Proのカメラモジュールには違いがあります。3aはシンプルなレイアウトなのに対し、3a Proは「アートか!?」と思うくらい独特の配置になっていて、カメラ部分がちょっと出っ張っています。これは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、Nothingらしい遊び心があって面白いですよね。
というわけで、カメラにこだわるなら3a Proの方が断然おすすめ。でも、「そこまでズーム機能はいらないかな…」という人は、3aでも十分満足できるはずです。
お得に買える?価格と発売日情報まとめ
さて、気になるのはやっぱりお値段。Nothing Phone 3aの価格は、3aが329ポンド(約6万円)、3a Proが449ポンド(約8万円)です。
この価格、実はライバル機種と比べてもかなりお得なんです。例えば、Samsungの最新ミドルレンジスマホ「Galaxy A36」は399ポンド(約7.3万円)、よりスペックが近い「Galaxy A56」は499ポンド(約9.2万円)なので、Nothingの方が安く手に入るんですよね。これでハイスペックなカメラとオシャレなデザインが楽しめるなら、コスパはかなりいいと言えそうです。
ただし、注意点もあります。それは、箱に充電器が付属しないこと!最近のスマホは環境配慮のために充電器を省略することが多いですが、Nothingも例外ではありません。50Wの高速充電に対応しているので、フル活用したいなら対応の充電器を別途用意するのがベストです。
発売日は、3aがすでに予約受付中で、3a Proは3月11日から販売開始予定です。気になる人は、公式サイトや取扱店舗で早めにチェックしておくといいですね。
Nothing Phone 3aシリーズは、デザインもカメラも進化しているのに、価格は抑えめという絶妙なバランスのスマホ。ハイエンド機種は高すぎるけど、妥協はしたくない…そんなあなたにピッタリの選択肢になりそうです!
Source:express