ソニーのXperiaスマホ、正直なところ「そろそろ終わるのでは?」と何度も言われてきました。ライバルに押され続け、モデル数も年々減少。それでも毎年しぶとく新機種が登場するのは、ある意味Xperiaらしさなのかもしれません。
そんなXperiaファンに朗報です。2025年も新モデルが登場する可能性が濃厚に!最新の情報によると、「Xperia 1 VII」が発売されるとのこと。ただし、ミッドレンジの「Xperia 10シリーズ」は消滅するかも…?
とはいえ、ソニーのスマホ事業が今後も続くかどうかはまだ未知数。Xperia 1 VIIが最後の砦となるのか、それとも新たな進化を遂げるのか。ソニーの挑戦は、まだ続きそうです。
Xperiaの消滅説、何度も浮上するも…結局どうなった?

ソニーのXperiaが「もう終わる」と言われたのは、一度や二度ではありません。販売台数がライバルに及ばず、ラインナップも年々縮小。「そろそろ潮時では?」なんて声もチラホラ聞こえていました。でも、気づけば毎年ちゃんと新モデルが登場しているんですよね。
原因はいくつかありますが、やはりマーケティングの弱さが指摘されがちです。「カメラはすごいのに売れない」「性能はいいのに目立たない」なんて言われることもしばしば。そして何より、Xperiaは価格が強気。ライバル機と比べても、なかなかの高額路線を貫いています。
とはいえ、Xperiaには熱烈なファンがいるのも事実。特にカメラ性能や独自のデザインを愛する人は多く、「Xperiaじゃなきゃダメなんだ!」というユーザーも少なくありません。そのおかげか、何度も消滅説が流れながらも、なんだかんだで存続し続けているのです。
ただし、ここ数年の動きを見ると、Xperiaのモデル数はどんどん減っています。2021年には7機種も登場しましたが、2023年は2機種にまで縮小。このまま数を減らしながら、いつかひっそりと消えてしまうのでは…と心配していた人も多かったはず。
しかし、そんなXperiaファンに朗報です! なんと2025年も新モデルが登場する可能性が濃厚になってきました。どうやら「Xperia 1 VII」が登場するらしく、少なくともフラッグシップモデルはまだ続くようです。ただし、中堅モデルの「Xperia 10」シリーズは終了するかもしれません。
果たしてソニーのスマホ事業は今後も続くのか、それとも細々と続いた末にフェードアウトしてしまうのか? Xperiaの未来は、まだまだ油断できなさそうです。
2025年も続く?最新モデル「Xperia 1 VII」のうわさ
Xperiaファンにとって気になるのは、やはり2025年の新モデルですよね。今年もソニーがスマホを出してくれるのか、それともいよいよ終わってしまうのか…なんて心配していた人も多いはず。でも、ひとまず安心してください。どうやら「Xperia 1 VII」が登場するようです!
この情報を伝えたのは、スマホ業界ではおなじみのリーカー「Ricciolo」氏。彼の発言によると、2025年もXperia 1シリーズは存続するとのこと。ただし、これが単独モデルなのか、それともXperia 5やXperia 10シリーズも続くのかは不明です。
もしXperia 10シリーズが終了となれば、Xperiaは完全にハイエンドモデルに特化する形になります。これはソニーのスマホ戦略として大きな転換点になるかもしれません。というのも、すでにXperiaの販売台数はかなり限られており、中途半端なミッドレンジを出すよりも、高価格帯で勝負したほうが効率がいいと判断した可能性があるからです。
そして気になるのが、Xperia 1 VIIのスペック。現在の情報によると、カメラが大きく進化するとのこと。特に背面の3つのカメラすべてに「Exmor T」センサーが採用される予定です。これにより、暗所での撮影がさらに強化されるほか、ノイズの少ないクリアな写真が撮れるようになるらしいですよ!
さらに、昨年のうわさではカメラの配置も変わるかも…と言われていました。望遠カメラの位置を変更することで、より大きなセンサーを搭載できるようになるかもしれません。となると、カメラ性能にこだわるXperiaファンには嬉しい進化ですね!
ただし、肝心の価格はまだ不明。ここ最近のXperiaはかなり高額な傾向があるので、今回もお財布には厳しいかもしれません。それでも、「このカメラが欲しい!」という人にとっては、魅力的な一台になりそうです。
Xperiaは生き残れるのか?ソニーのスマホ戦略を考察
Xperia 1 VIIが登場するとはいえ、それがXperiaシリーズの未来を保証するわけではありません。そもそも、ソニーのスマホ事業は長年苦戦を強いられてきました。いくらXperiaが独自路線を貫いているとはいえ、ライバルのAppleやSamsungと比べると、やはりシェアは小さいのが現実です。
実際、2024年前半のソニーのスマホ市場シェアはわずか3.5%。これは世界中で売れたスマホの中で、ソニー製が占める割合ということです。この数字を見ても、「Xperiaってやっぱりニッチな存在なんだな…」と実感してしまいますね。
とはいえ、Xperiaには他のスマホにはない強みもあります。特にカメラセンサーは業界でもトップクラス。実は、iPhoneやGalaxyのカメラにもソニーのセンサーが使われているんです。それなら「自社スマホにもその技術を全力投入すれば?」と思うかもしれませんが、なかなかそう単純にはいかないんですよね。
それに加えて、Xperiaは「通好み」な仕様が多いのも特徴です。縦長のディスプレイ、物理シャッターボタン、3.5mmイヤホンジャックの維持など、「わかる人にはたまらない」仕様をずっと守っています。でも、そのこだわりが逆に「一般受けしにくい」原因にもなっているかもしれません。
では、Xperiaはどうすれば生き残れるのでしょうか? ひとつの方法としては、「とにかくカメラ性能に特化する」こと。ソニーが誇るイメージセンサーの技術をさらに活かして、「スマホカメラの最高峰」としてのブランドを確立すれば、熱狂的なファンは増えるはずです。
もうひとつは、もう少し「手が届く価格」にすること。Xperiaは魅力的ですが、その価格設定がネックになっている人も多いのが現実。もし手頃なモデルが増えれば、新しいユーザー層を取り込めるかもしれませんね。
Xperia 1 VIIが最後の希望なのか、それとも新たな進化の第一歩なのか。2025年の動向が、ソニーのスマホ事業の未来を大きく左右しそうです。
Source:phonearena