サムスンがまたやってくれました。新しい特許によると、「Galaxy Ring」がタブレットやノートPCを操作できる未来がやってくるかもしれません。なんと、指輪をつけたままジェスチャーで画面のウィンドウを動かしたり、デバイス間でスムーズに操作ができるとか。

まるでトニー・スターク気分。でも、ちょっと待って。本当にそんなことができるの?実は特許の内容を詳しく見ると、まだ課題もいろいろあるみたいです。

今回は、このワクワクする特許の内容と、未来の可能性についてお届けします!

サムスンの「Galaxy Ring」、ただのスマートリングじゃなかった!

スマートリングと聞くと、健康管理とか通知チェックくらいでしょ?と思ったあなた、サムスンの「Galaxy Ring」は一味違います。この指輪、なんとタブレットやノートPCを操作できる機能がつくかもしれないのです。え?どういうこと?と思いますよね。要は、指輪をつけたままジェスチャーでデバイスをコントロールできる、未来感あふれるアイテムなんです。

特許の内容によると、このGalaxy Ringは複数のデバイスと同時に接続できるようになる予定。つまり、タブレットとノートPC、両方を指一本(正確には指輪一本)で行ったり来たりできるってこと。ウィンドウをドラッグ&ドロップする感覚で、画面間をサッと移動させたり、まるで魔法使いみたいに操作できるんです。

「いやいや、そんなのSF映画の話でしょ?」と思うかもしれませんが、サムスンは本気。この特許はただのアイデアじゃなく、実際に技術的な検討が進んでいる証拠です。とはいえ、まだプロトタイプも出ていないので、実際の操作感は未知数。でも、指をクルッと回すだけで画面が切り替わったりしたら、なんだかジェダイ気分になれそうですよね。

一方で、気になるのはバッテリーの持ちや接続の安定性。スマートウォッチでさえ、たまに「おい、今じゃないよ!」ってタイミングで通知が遅れたりしますから、指輪サイズでどこまで実用的にできるのかは見ものです。

でも、ちょっと考えてみてください。通勤電車でスマホをポケットから出さずに、サッと指輪でメールを確認したり、会議中にさりげなくプレゼン資料を操作できたり。これはもう「ただのスマートリング」なんて呼べませんね。

ジェスチャーでタブレットやPCも思いのまま?特許内容を深掘り

サムスンの特許情報をよーく見てみると、このGalaxy Ring、どうやらジェスチャーだけでデバイス操作が可能になるようです。「ジェスチャー操作って何?」と思う方もいるかもしれませんが、簡単に言うと、手の動きや指のしぐさで画面をコントロールするってこと。映画『アイアンマン』のトニー・スタークみたいに、空中で手をクルクルっと回して操作するイメージです。

特許の図を見ると、指輪が複数のデバイスと通信して、それぞれの位置関係を把握する仕組みが描かれています。つまり、タブレットとノートPCが並んでいても、「どっちがどっち?」って迷わずに操作できるんです。ウィンドウを右から左へスッと移動させたり、アプリを開いたり閉じたり、マウスいらずで全部完結する感じですね。

さらに面白いのは、サムスンのSペンのような他のデバイスとも連携できる可能性があること。もしかすると、ペンで細かい作業をしながら、指輪で大まかな操作をする…なんて未来もありえるかもしれません。

ただし、課題もちらほら。例えば、誤操作のリスク。手を振るだけで画面が勝手に動いたら困りますよね。うっかりコーヒーを取ろうとしたらウィンドウが消えた!なんてことになったら大惨事です。このあたりは、ジェスチャー認識の精度や、誤操作防止機能がカギになりそうです。

それでも、デバイス操作の自由度が広がるのは間違いなし。特に、プレゼン中にサッとスライドを切り替えたり、家でリラックスしながら動画を操作するのにピッタリかもしれませんね。まさに「未来は指先にある」って感じです。

未来はもうすぐそこ?実用化への期待と課題

「こんな指輪、いつ手に入るの?」と気になるところですが、残念ながら今すぐ…というわけではなさそうです。この特許はあくまで“アイデア”を形にしたもので、製品化にはまだ時間がかかりそう。でも、サムスンは過去にも特許から革新的な製品を生み出してきた実績があるので、期待は高まります。

実用化に向けての課題は山積み。まずはバッテリー問題。指輪サイズで長時間の使用が可能なのか、というのは大きなポイントです。スマートウォッチですら1日持たせるのがやっとなのに、指輪でどうするの?って話ですよね。

それから、操作の精度も重要です。ジェスチャーを認識するには高性能なセンサーが必要ですが、小さい指輪にそれを詰め込むのはなかなかの挑戦。さらに、誤操作を防ぐための工夫も必要です。友達とハイタッチしただけで、画面がバンバン切り替わったら大変ですからね。

とはいえ、もしこの技術が実現すれば、私たちのデバイス操作は劇的に変わるはず。わざわざマウスを持つ必要も、タッチパッドをカチカチする必要もなくなるかもしれません。指輪ひとつで、パソコンもタブレットも、まるで魔法みたいに操作できる未来。そんな日が近づいていると考えるだけでワクワクしませんか?

もちろん、すべてが順調にいくわけではないでしょう。でも、サムスンの挑戦が、テクノロジーの新しい扉を開いてくれることは間違いありません。未来は指先、いや、指輪の中にあるのです。

Source:techradar