今週のAndroid界は、まるでハードモードのゲームみたいでした。GoogleのAndroid 16は順調に進化しているのに、SamsungのAndroid 15はまだゴールが見えず…。一方で、OnePlusは新型折りたたみスマホの開発を「やっぱやめた」と発表してユーザーをざわつかせました。

さらに、Google Mapsがまさかの名称変更で炎上したり、Pixel 8aのリーク情報が続々登場したりと、話題が盛りだくさん。さあ、今週のAndroidニュースを一緒に振り返っていきましょう!

Android 15、つまずき続ける…GoogleもSamsungも苦戦中

Android 15のアップデートが、まるで悪夢のように各社を悩ませています。Googleのリリースは遅れ、Motorolaのバージョンは一部のスマホを「ただの文鎮」に変え、Samsungも配信の遅れに四苦八苦。ここまで来ると、「Android 15って呪われてる?」なんて冗談も言いたくなりますよね。

特にSamsungは、最新のOne UI 7の配信スケジュールを何度も見直しており、当初は2025年の第1四半期に安定版を提供する予定でしたが、今のところその見通しも怪しい様子。最新の情報では、Galaxy S24 FE向けのアップデートは3月31日ごろになるとのことですが、一部の情報では4月以降もテストが続く可能性があるそうです。「春までには使えるようになるかな?」と期待していた人にとっては、ちょっとガッカリですね。

そんな中、一部のユーザーは「Galaxy S25のAI機能が現行機種には載らないかも?」という別の問題にも直面しています。どうやら、ハードウェアの制約で一部のAI機能がS25シリーズ限定になりそうとのこと。「最新機能を楽しみたかったら新しいスマホを買ってね!」というメーカーの声が聞こえてきそうですが、今のスマホを長く使いたい人にはモヤモヤが残りますね。

それでもSamsungはアップデートを着実に進めていて、折りたたみスマホのGalaxy Z Fold 6やZ Flip 6には最新のセキュリティパッチが提供されました。ただし、これはAndroid 15ではなく、まだOne UI 6.1.1のまま。「セキュリティ対策はありがたいけど、そろそろ本命のアップデートも欲しい!」というのが本音ですよね。

Android 15の行方はまだまだ不透明ですが、少なくともGoogleは次のAndroid 16にすでに本腰を入れているようです。もしかすると、Android 15は「幻のバージョン」として語り継がれることになるかもしれませんね。


Android 16は快進撃!でも新仕様に戸惑う人続出?

Android 15が不調続きなのをよそに、Android 16は驚くほどスムーズに開発が進んでいます。Googleはすでに安定版のリリース時期を2025年第2四半期と発表しており、今週は「Beta 2」が公開されました。どうやら、今のところ予定通りのスケジュールで進んでいるようです。これまでの混乱を考えると、「まさかの順調?」と驚かずにはいられませんね。

今回のAndroid 16のアップデートでは、見た目や操作感に関わる仕様がいくつか変更されました。特に注目なのが、「すべてのアプリが強制的にフルスクリーン表示になる」という新ルール。これまで一部のアプリは、ナビゲーションバーやステータスバーを黒くしてコンテンツを表示していましたが、Android 16では完全に透明化されるため、アプリ側での調整が必須になります。これは「没入感が増していい!」という意見もあれば、「見慣れたデザインが変わるのはイヤ!」という反応も。特に、カスタマイズにこだわるユーザーにとっては、少し戸惑うポイントかもしれません。

さらに、マルチユーザー機能が進化し、ウィジェットを使ってアカウントを簡単に切り替えられるようになりました。これは、家族や職場で1台の端末を共有する人には便利な機能ですね。でも、「そもそもスマホを他人と共有することなんてない!」という人にはあまり関係ないかも?

とはいえ、新機能がすべて順調に動いているわけではなく、今回のBeta 2では「Material You」のテーマカラーが正しく適用されないバグが報告されています。Android 13以降、デザインの自由度が増したのはいいですが、「テーマカラーが勝手に変わる」というのは困りものですよね。Googleは正式リリースまでに修正するとは言っていますが、カスタマイズ好きのユーザーにとってはちょっと気になるポイントです。

全体的に見ると、Android 16はスムーズに開発が進んでいるものの、一部の仕様変更には賛否が分かれそうです。「次世代OS、期待してるけど慣れるのに時間かかりそう…」という人も多いかもしれませんね。


OnePlusの折りたたみスマホ、まさかの「やっぱやめた」宣言

2024年に登場したOnePlus初の折りたたみスマホ「OnePlus Open」。その後継機となる「OnePlus Open 2」を楽しみにしていた人も多いはずですが…なんと、2025年には新モデルが登場しないことが公式に発表されました。「えっ、もう終わり!?」と驚いた人も多いのではないでしょうか?

この衝撃のニュースは、OnePlusの幹部が木曜日に発表したもの。「OnePlus Open 2は2025年には出ない」と明言し、ファンの間に激震が走りました。Oppoの「Find N3」をベースに作られた初代モデルは評判も上々だっただけに、この決定はかなり意外ですよね。しかも、Oppoは「Find N5」の開発を進めているのに、OnePlusはスルーというのも不思議な話です。

その背景には、折りたたみスマホ市場の不安定さが関係しているかもしれません。Googleは「Pixel Tablet 2」をキャンセルしたというウワサもあり、SamsungのGalaxy Zシリーズも売上が落ち込んでいるとのこと。折りたたみスマホや大画面デバイスが苦戦している今、OnePlusも「ちょっと様子見しようかな…」と考えたのかもしれませんね。

とはいえ、OnePlusが折りたたみスマホから完全撤退するわけではないようです。「まだまだ挑戦は続ける」と明言しており、将来的には新モデルを出す可能性もありそう。ただ、少なくとも2025年は何も期待できないので、次世代OnePlus Openを待っていた人には残念なお知らせです。

折りたたみスマホ市場は、このまま縮小してしまうのか?それとも、新たなイノベーションで再び盛り上がるのか?2025年は、折りたたみスマホの未来を占う年になりそうですね。

Source:androidpolice