次のiPhone 17シリーズ、なんと全モデルがSamsungのOLEDスクリーンを採用するみたいです!「またSamsung⁉」と思う人もいるかもしれませんが、どうやら中国のBOEがAppleの厳しい品質基準をクリアできなかったのが原因とのこと。
しかも、今回使われるのはSamsungのM14 OLEDパネル。色の再現度や明るさはバッチリですが、なんと無印のiPhone 17とiPhone 17 Plusには高リフレッシュレートの「ProMotion」が搭載されない可能性も…。
となると、やっぱりProモデルを買わないと損なのか?iPhone 17シリーズのディスプレイ事情を詳しくチェックしていきましょう!
なぜAppleはSamsungを選んだのか?その理由を解説!

iPhoneのディスプレイといえば、ここ数年ずっとSamsung製が主流ですよね。でも今回、iPhone 17シリーズでは全モデルがSamsungのOLEDパネルを採用することになり、他社の入り込む余地がなくなってしまいました。なぜAppleはSamsungを選び続けるのでしょうか?
実は、Appleはもともと中国のディスプレイメーカー「BOE」からもパネルを調達しようとしていました。ところが、BOEのパネルがAppleの厳しい品質基準をクリアできなかったんです。ディスプレイの品質がiPhoneの評価を大きく左右することを考えると、Appleとしては「安心・安全のSamsung」に頼らざるを得なかったというわけですね。
さらに、今回採用されるSamsungの「M14 OLEDパネル」は、色の鮮やかさや明るさに優れたハイエンド仕様。Appleとしても、「最高のディスプレイを搭載したiPhone」としてアピールするには、Samsung製パネルが最適だったのでしょう。
とはいえ、Samsungの独占状態が続くのはAppleにとってもあまり嬉しいことではありません。サプライヤーを1社に絞ると価格交渉がしづらくなり、コストが上がるリスクもあります。そのため、Appleは今後もBOEなど他社の技術向上を期待しつつ、新たな選択肢を模索していく可能性が高そうです。
それにしても、ここまでSamsungに依存しているのに「Apple vs Samsung」みたいなライバル関係が続いているのは面白いですよね。表ではバチバチに競争しつつ、裏ではしっかり手を組んでいるのが、なんとも現代のテクノロジー業界らしい構図です。
5つのiPhone 17モデル、それぞれのディスプレイ仕様は?
iPhone 17シリーズは、なんと5モデルも登場する予定です。これまでの流れでは「通常モデル」と「Proモデル」の2種類でしたが、今回は「Air」という新しい名前も加わり、バリエーションが増えました。では、それぞれのディスプレイ仕様をチェックしてみましょう!
まず、iPhone 17とiPhone 17 Plusは、スタンダードなOLEDパネルを搭載するものの、残念ながら高リフレッシュレートの「ProMotion」には対応しない可能性があります。つまり、画面のスクロールやアニメーションの滑らかさはProモデルと比べて劣るかもしれません。
一方、iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxは、ハイエンド仕様のM14 OLEDパネルを採用し、120HzのProMotionにも対応する見込みです。これは前モデルと同様、画面の動きがよりスムーズになり、ゲームや動画視聴の体験が向上するということですね。
そして、新たに登場する「iPhone 17 Air」。このモデルの詳細はまだ不明ですが、「Air」という名前から考えると、おそらく軽量でコンパクトな設計になっていると予想されます。ディスプレイの仕様としては、通常のiPhone 17と同等か、少し異なる調整が加えられるかもしれません。
また、Samsung製のM14 OLEDパネルは、iPhone 16 Proシリーズにも採用されていました。最大輝度が2,000ニトに達し、従来のM13パネルと比べて約30%も明るさが向上しています。つまり、屋外の明るい環境でも画面が見やすくなるというメリットがあるんです。
ただし、SamsungのGalaxy S25 Ultraには、ひとつ前のM13パネルが使われているそうです。AppleのiPhone 17 Proが最新のM14パネルを搭載するなら、もしかしてGalaxyを超えるディスプレイ体験ができるかも?これはちょっと期待しちゃいますね!
Proモデルだけ特別扱い?リフレッシュレートに差が…
毎年、新しいiPhoneが登場するたびに「通常モデルとProモデルの差」が話題になりますが、iPhone 17シリーズでもその傾向は続きそうです。特に、ディスプレイの「リフレッシュレート」の違いが、今回も注目ポイントになっています。
リフレッシュレートとは、1秒間に画面が更新される回数のこと。これが高いほど、スクロールやアニメーションが滑らかに見えるんです。最近のハイエンドスマホでは120Hzが主流になっていて、Appleの「ProMotion」技術もこれを採用しています。
ところが、iPhone 17とiPhone 17 Plusは、どうやらこのProMotionに対応しない可能性があるんです。つまり、リフレッシュレートは60Hzのまま。iPhone 17 ProやiPhone 17 Pro Maxは120Hzの滑らかな表示ができるのに、通常モデルはちょっと残念な仕様になってしまうかもしれません。
なぜAppleは通常モデルを60Hzのままにしているのか?これはコストの問題が大きいと言われています。高リフレッシュレートのディスプレイはバッテリー消費が激しくなるため、通常モデルではバッテリー持ちを優先した結果、あえて60Hzに抑えている可能性もあります。
ただ、最近ではAndroidスマホの中堅モデルでも90Hzや120Hzのリフレッシュレートが当たり前になってきています。「ProMotionがないとiPhone 17は時代遅れじゃない?」と感じる人もいるかもしれませんね。
とはいえ、iPhoneの通常モデルは「価格を抑えつつ安定した性能を提供する」ことが狙い。Appleとしては、Proモデルとの差別化を明確にして、高リフレッシュレートが欲しい人にはProモデルを選んでもらいたい、という意図があるのでしょう。
結局のところ、滑らかな画面表示を求めるならProモデル一択、という状況は変わらなさそうです。iPhone 17を買う人は、「60Hzで本当に満足できるのか?」をよーく考えて選ぶのがよさそうですね!
Source:sammobile