サムスンのミドルレンジスマホに、ついにSnapdragon搭載モデルが!Galaxy A36がSnapdragon 6 Gen 3を採用し、ちょっとした話題になっています。
去年のGalaxy A35はExynos 1380でしたが、今回のモデルはCPU性能が約8%アップ。マルチコア性能も向上し、普段使いなら十分サクサク動きそうです。
とはいえ「これ、どれくらい違うの?」と気になる人も多いはず。A36のスペックをサクッとチェックして、買いか待ちかを考えてみましょう!
Snapdragon採用の理由は? 〜Galaxy A36の進化ポイント〜

Galaxy Aシリーズといえば、サムスン自社製のExynosチップを採用することが多かったですが、今回のGalaxy A36ではSnapdragon 6 Gen 3が搭載されました。これは「ついに来たか!」という人も多いはずです。
理由はいくつか考えられますが、一番のポイントは「パフォーマンスの安定性」と「バッテリー持ちの改善」でしょう。Exynosチップは悪くないものの、長期間使うと発熱やパフォーマンスの低下が気になることもありました。その点、Snapdragonは電力効率が良く、快適な動作が長続きしやすいといわれています。
さらに、Snapdragon搭載モデルはグローバル市場でも人気が高く、サードパーティ製アプリとの相性が良いのもメリット。特にゲームアプリでは、Snapdragonの方が最適化されやすい傾向があるため、ゲーム好きにとっては朗報です。
とはいえ、「Exynosからの乗り換えってそんなに変わるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。次の項目では、具体的にExynos 1380との違いを見ていきます。
性能はどうなの? 〜Exynos 1380との比較〜
Galaxy A36に搭載されたSnapdragon 6 Gen 3は、昨年のGalaxy A35に搭載されていたExynos 1380と比べて、どのくらい進化しているのでしょうか?
まず、CPU性能を比較すると、Snapdragon 6 Gen 3の方が約8%ほど高速になっています。特にマルチコアの処理能力が向上しており、複数のアプリを同時に使うような場面ではスムーズに動作しやすくなっています。ただし、シングルコア性能はほぼ同じなので、普段の操作感に大きな違いはないかもしれません。
GPUやNPU(AI処理能力)についての詳しいデータはサムスンから発表されていませんが、少なくともExynos 1380と同等以上のパフォーマンスが期待できます。つまり、「めちゃくちゃ速くなった!」というわけではないですが、「安定感が増した」と言えるでしょう。
また、Snapdragon 6 Gen 3はサムスンの4nmプロセスで製造されており、省電力性能も向上。長時間の使用でも発熱を抑えやすく、バッテリー持ちが少し良くなる可能性があります。特に、動画視聴やゲームを長く楽しみたい人には嬉しいポイントですね。
では、この新しいチップを搭載したGalaxy A36は「買い」なのでしょうか?次の項目で考えてみましょう。
買いか待ちか? 〜スペックと価格のバランスを考える〜
Galaxy A36は、Snapdragon 6 Gen 3を搭載したことで、前モデルよりも安定したパフォーマンスが期待できるようになりました。でも、「それなら今すぐ買うべき?」と聞かれると、ちょっと考えたいところです。
まず、Galaxy A36のスペックをおさらいすると、RAMは6GB・8GB・12GBの3種類、ストレージは128GBまたは256GBと、ミドルレンジとしては十分な構成です。ただし、カメラやディスプレイの情報がまだ明確ではないため、総合的な評価はもう少し待った方がいいかもしれません。
そして、一番気になるのは価格。もし、前モデルと同じくらいの価格帯なら「アリ!」ですが、値上がりしている場合は「ちょっと待った!」となるかも。特に、同じ価格帯の他メーカーのモデルと比べると、より高性能なチップを搭載した選択肢も出てくる可能性があります。
結論として、Galaxy A36は「性能の安定感を重視する人にはオススメ!」ですが、「コスパ重視派」はもう少し情報が出そろうのを待つのもアリです。新しい情報をチェックしながら、ベストなタイミングでゲットしましょう!
Source:sammobile