クラウドAIもすごいけど、オフラインでAIが動いたらもっと安心できると思いませんか?しかも、それがポケットの中のスマホでできるなら…試すしかない!
というわけで、話題のAIモデル「DeepSeek」をスマホで動かしてみました。インストールは意外とカンタン?
果たして、最新スマホはAIに耐えられるのか?熱くなりすぎないか?その全貌をお届けします!
「ポケットの中のAI!」—スマホでDeepSeekはどれくらい使える?

最近のスマホは「小さなパソコン並み」なんて言われるけど、実際どこまでやれるのか気になりませんか?そこで、今回はAIモデルのDeepSeekをスマホで動かしてみたらどうなるのか試してみました。結論から言うと、「おお、意外とイケるじゃん!」というのが率直な感想です。もちろん、クラウド版のサクサク感には敵いませんが、オフラインでAIが動いてくれるってだけでちょっと感動します。
テストに使ったのは最新のハイエンドスマホと、ちょっと前のモデル。新しいスマホなら、7〜8億パラメータのモデルがスムーズに動きます。処理速度は1秒間に約11トークンくらいで、ちょうど読書のスピード感。でも、14億パラメータの大きなモデルになると、ちょっとペースが落ちて6トークン程度に。それでも「スマホでここまでできるの?」って驚きます。
ただし、注意点も。スマホが結構熱くなります。まるで夏のアスファルトに放置した車のハンドルみたいな温度に…。これ、CPUがフル稼働してる証拠ですね。また、バッテリーの消耗も早くなるので、長時間の使用にはモバイルバッテリー必須です。
旧型のPixel 7 Proも試してみたところ、3億パラメータのモデルなら問題なく動きました。ただ、DeepSeekみたいな大きなモデルはさすがに厳しく、動かせても動作がもっさり。やっぱりRAMが多い方が快適ですね。
とはいえ、オフラインでAIを使えるメリットは大きいです。ネット接続が不要だから、データ漏洩の心配も少なくなるし、飛行機の中でもAIに相談できます。「スマホがここまで進化したのか…」と、しみじみ実感できる体験でした。
簡単インストール vs コマンドライン地獄—2つの方法を比べてみた
DeepSeekをスマホにインストールする方法は大きく2つあります。「ラクしてインストールしたい派」と「ちょっと手間かかっても本格派でいきたい派」、どちらにも選択肢が用意されています。まずは、サクッと簡単にできる方法からご紹介します。
簡単な方法は「PocketPal AI」というアプリを使うだけ。このアプリをインストールすれば、DeepSeekを含むさまざまなAIモデルにすぐアクセスできます。操作は直感的で、特別な知識がなくても大丈夫。ただし、動作が安定しない時もあり、アプリが突然フリーズすることも…。あと、長い文章を出力すると途中で途切れることもあるので、ちょっとしたイライラポイントかも。でも「とりあえずAIを使ってみたい!」という人にはおすすめです。
一方で、もう少し本格的にやりたい人向けの方法が「Termux」を使ったコマンドラインインストールです。これはOllamaというツールを使ってAIモデルを動かす方法で、細かい設定ができる分、自由度は高いですが…正直、初心者にはちょっとハードルが高めです。コマンドを打ち間違えると、「え、何これ?」ってエラーの嵐になることも。
ただ、この方法のメリットは安定性とカスタマイズ性の高さ。メモリ管理も手動で調整できるし、不要なモデルを簡単に削除できるのが便利です。また、バックグラウンドで動かせるので、スマホのパフォーマンスを最大限に活かせます。
まとめると、ラクに始めたいならPocketPal AI、AIをフル活用したいならTermux&Ollama。どちらを選ぶかはあなた次第です。「楽したいけど、ちょっと冒険もしたい」なんて人は、両方試してみるのもアリですよ!
結局どうなの?性能・バッテリー・使い心地を本音レビュー
さて、肝心なのは「実際に使ってみてどうだったのか?」ですよね。性能やバッテリー、そして日常での使い勝手について、正直な感想をお伝えします。
まず性能ですが、最新のスマホならAIの応答速度は予想以上に速いです。7〜8億パラメータのモデルなら、質問してから答えが返ってくるまでの待ち時間はほとんど気になりません。ただ、14億パラメータになると、ちょっと遅くなって「え、まだ考えてるの?」って感じることも。でも、スマホの小さな画面で完璧なスピードを求めるのも酷かなと思います。
次にバッテリー問題。これが意外と大きなポイントで、AIをガンガン使っているとバッテリーの減りが早い!特に大きなモデルを長時間使うと、あっという間に残量20%とかに。さらに、スマホがホカホカになるので、冬はカイロ代わりになるかもしれませんが、夏はちょっと困りますね。
使い勝手については、やっぱり画面が小さいスマホでは限界も感じます。AIが長文を返してきた時にスクロールが大変だったり、コピペがちょっと面倒だったり。でも、オフラインでAIが動くという安心感は大きいです。ネット環境に左右されないので、旅行先や電波が悪い場所でも問題なし。しかも、データがクラウドに送られないのでプライバシーも守れます。
総評としては、「完璧じゃないけど、思ったより全然使える!」という感じ。バッテリー問題や発熱は気になるものの、これだけの性能がポケットの中に収まっているのはやっぱりワクワクします。ちょっとしたメモ代わりや、簡単な調べ物には十分すぎるくらい便利ですよ。
Source:androidauthority