「え、Samsungの予定が変わった⁉」と驚いた人も多いはず。
本来ならば、Galaxy S25シリーズには「One UI 7.1」、その後の折りたたみモデルには「One UI 7.1.1」が搭載されるはずでした。でも、最新情報によると、Samsungはこれらをスキップし、代わりに「One UI 7.0.1」だけをリリースすることにしたんです。
この変更が今後のアップデート計画にどんな影響を与えるのか、そしてGalaxyユーザーにとって何が変わるのか、詳しくチェックしていきましょう!
なぜOne UI 7.1と7.1.1がキャンセルされたのか?

Samsungのアップデートといえば、毎年決まった流れがありましたよね。年末に大規模アップデート(今回はOne UI 7.0)、年明けにはSシリーズ向けの小規模アップデート(One UI 7.1)、夏には折りたたみスマホ向けの改良版(One UI 7.1.1)が出るのが定番でした。でも今回は、そのおなじみの流れが大きく変わることになったんです。
理由はズバリ、One UI 7.0のリリースが遅れたこと。昨年中に配信されるはずだったOne UI 7.0がずれ込んだことで、その後に控えていた7.1と7.1.1のスケジュールが崩れてしまいました。しかも、Samsung内部ではまだ安定性や機能のブラッシュアップが続いているらしく、「もう7.1とか出してる場合じゃない!」という判断になったようです。
その結果、予定されていた7.1と7.1.1はバッサリ削除。その代わりとして、ちょっとした改良を加えた「One UI 7.0.1」がリリースされることになりました。これなら新機能の追加は最小限で済み、開発チームの負担も抑えられますし、ユーザーとしても「大幅な変更で不具合が増える」というリスクを避けられるわけです。
とはいえ、「期待していた7.1の新機能はどうなるの?」と気になる人も多いはず。そこはまだ不透明な部分が多いですが、どうやらSamsungは次のメジャーアップデート「One UI 8」で一気に新機能を投入する方針のようです。なので、今年は小さな改良版の7.0.1を使いながら、次の大きな進化を待つのが正解かもしれませんね。
最新アップデートの影響は?対応機種はどうなる?
今回の変更で一番気になるのは、「じゃあ、うちのGalaxyには何が来るの?」という話ですよね。結論から言うと、One UI 7.1と7.1.1の代わりに「One UI 7.0.1」がやってくるので、対象機種のアップデート計画自体はそこまで大きく変わりません。
まず、最新のGalaxy S24シリーズは、すでにOne UI 7.0が配信済み。この機種には、今後7.0.1のマイナーアップデートが予定されています。ただし、今回の変更によって、S25シリーズの登場時にOne UI 7.1を搭載するという流れが消滅。そのため、新型Galaxyが登場しても、ユーザーインターフェース的にはあまり変わらない可能性が高いです。
次に、折りたたみスマホのGalaxy Z Flip7やZ Fold7について。通常ならば、これらの機種にはOne UI 7.1.1が搭載されるはずでしたが、今回は7.0.1がその役割を引き継ぎます。なので、「折りたたみ機種ならではの特別な機能が追加されるかも?」と期待していた人にとっては、ちょっと残念な展開かもしれませんね。
さらに、過去のGalaxyモデルにも影響があります。これまでの流れなら、One UI 7.1が古い機種にも配信される可能性がありましたが、それが無くなったことで、One UI 7.0.1が来るのか、それとも7.0で止まってしまうのかが機種によって変わってきます。特に、ミドルレンジ以下のGalaxyユーザーは、「7.0が最後のアップデート」というケースも出てきそうです。
結果的に、今回の変更によってアップデート自体の回数が減り、「今年はOne UI 7.0シリーズのまま過ごすことになる」と考えておいたほうがよさそうですね。
今後のSamsungのアップデート計画、どうなる?
じゃあ、次の大きなアップデートはいつになるのか?気になりますよね。
今回のOne UI 7.1&7.1.1キャンセルによって、Samsungの今年のアップデートスケジュールはかなりシンプルになりました。現時点で確実なのは、「2025年の間に大きなアップデートは無さそう」ということ。One UI 7.0.1を最後に、今年は細かな修正やセキュリティパッチだけで終わる可能性が高いんです。
そうなると、次の注目はOne UI 8。これはAndroid 16をベースに開発される予定で、もし従来どおりなら「2025年の年末」に配信が始まるはずです。ただし、Samsungの内部で「One UI 7の完成度をさらに高める作業が続いている」との情報もあるので、「One UI 8がいつもより遅れる」なんて可能性もゼロではありません。
また、折りたたみスマホ向けの特別アップデートも、今年は出るかどうか怪しくなってきました。通常なら、Galaxy Zシリーズ向けにx.1.1の改良版が登場するところですが、7.1.1が消えたことで「今後の折りたたみ機種は、標準のOne UIとほぼ同じ仕様になる?」なんて噂も出ています。
とはいえ、Samsungがまったく何もしないとは考えにくいですよね。もしOne UI 7.0.1の反応がイマイチだった場合、年末にもう一度「One UI 7.5」みたいな形で小規模アップデートを挟む可能性もありますし、今年後半には「折りたたみスマホ向けの新機能を個別アップデートで提供!」なんてサプライズもあるかもしれません。
要するに、今年のSamsungのアップデート計画は「めちゃくちゃシンプルだけど、突然の変化もありえる」という状態。Galaxyユーザーとしては、大きな期待をせずに、のんびり待つのが正解かもしれませんね!
Source:samsungmagazine