Googleのスマートウォッチ「Pixel Watch」に、待望の3月アップデートがやってきました!今回の目玉は、Wear OS 5.1とAndroid 15へのアップグレード。でも、これで一体何が変わるのでしょう?

実は、見た目や操作感はほとんど変わらず、新機能もFeature Dropの一部として追加されているだけ。とはいえ、歩数カウントの精度向上や脈拍の異常検出機能など、健康管理にはうれしい改善もあります。

ただし、アップデートは段階的に配信されるため、すぐに適用されないかも。そして次の大型更新は6月予定。Pixel Watchユーザーにとって、このアップデートは「革命」か、それとも「微調整」か?

最新アップデートの目玉はWear OS 5.1とAndroid 15

Pixel Watchの3月アップデートがついに登場し、Wear OS 5.1とAndroid 15が採用されました!スマホのOSアップデートはよく話題になりますが、今回の変更はスマートウォッチにも影響を与えています。でも、正直なところ「見た目はあんまり変わらない…?」というのが第一印象かもしれません。

今回のWear OS 5.1は、Android 15をベースにしているものの、大きなデザイン変更や新機能はほとんどありません。むしろ、Googleが採用した「Trunk Stable開発モデル」のおかげで、エンジニアたちが同じコードベースで作業できるようになり、効率と安定性が向上したことがポイントです。これにより、Pixel Watchシリーズもよりスムーズにアップデートを受けられるようになったというわけですね。

とはいえ、まったく変化がないわけではありません。システム全体の動作がよりスムーズになったり、アニメーションの動きが改善されたりと、細かい部分での進化はしっかり感じられるはずです。ただし、「劇的にサクサク動くようになった!」というレベルではなく、「なんとなく滑らかになったかも?」くらいの違いかもしれません。

Googleの公式発表では、Wear OS 5.1とAndroid 15の採用について大きく触れられていませんでした。これは、ユーザーがすぐに実感できる変化が少ないためかもしれませんね。それでも、基盤となる技術が最新のものにアップデートされたのは確かなので、今後のPixel Watchの進化にも期待できそうです!

新機能も登場!歩数精度向上&脈拍検出が強化

今回のアップデートでは、新機能として「歩数カウントの精度向上」と「Loss of Pulse Detection(脈拍の異常検出)」が追加されました!「なんか名前がすごい…」と思うかもしれませんが、どちらも健康管理に役立つ機能なんです。

まず、歩数カウントの精度向上について。これまでのPixel Watchは、歩数計の誤差が気になることもありました。「めっちゃ歩いたはずなのにカウント少なくない?」とか「座ってるのに歩数増えてる!」みたいなこと、ありませんでしたか?今回のアップデートで、このあたりの精度が改善され、より正確な記録ができるようになっています。ウォーキングやランニングをする人にはうれしいポイントですね。

次に、「Loss of Pulse Detection」。これはPixel Watch 3限定の機能ですが、名前のとおり、脈拍が異常に低下したり、検出できなくなったりしたときにアラートを出してくれる機能です。「あれ、もしかして体調ヤバい?」と気づけるので、健康管理にはかなり役立ちます。ただし、この機能は現時点ではアメリカのみ対応となっているため、日本で使えるようになるかは今後のアップデートに期待ですね。

また、今回のアップデートでは、「オートベッドタイムモード」がPixel Watch 2に追加されました。これは、夜になると自動で時計の画面を暗くしたり、通知を抑えたりする機能です。「寝るときに通知がピコンピコン鳴って目が覚める…」なんて人にはピッタリかもしれません。

このように、Wear OS 5.1のアップデート自体は地味ですが、健康管理系の機能はしっかり進化しています。Pixel Watchをヘルスケア目的で使っている人には、なかなか魅力的なアップデートになりそうですね!

でも注意!アップデートは順次配信&次の大型更新は6月

今回のアップデートを「早く試したい!」と思っているPixel Watchユーザーのみなさん、ちょっと待ってください。実は、このアップデートは一斉配信ではなく、段階的にロールアウトされる仕組みになっています。そのため、「もうアップデート来た!」という人もいれば、「全然来ないんだけど…?」という人もいるかもしれません。

もし「待てない!」という場合は、手動でアップデートを確認する方法があります。「設定」→「システム」→「システムアップデート」の画面で、「最新の状態です」と表示されていても、何度かタップしてみてください。運が良ければ、すぐにアップデートが適用されることもあるようです。ただし、これはWi-Fi/BluetoothモデルのPixel Watchに限った話で、LTEモデルの場合はもう少し時間がかかる可能性があります。

そして、もうひとつ気になるのが「次のアップデートはいつ来るの?」という点。Googleの発表によると、次の大きなPixel Watchのアップデートは2025年6月に予定されています。それ以降は、3か月ごと(つまり四半期ごと)にまとめてアップデートが提供される方針に変わるようです。これまでのように頻繁に細かいアップデートがあるわけではなくなるので、「最新機能をすぐに試したい!」という人にはちょっと残念かもしれませんね。

ただし、これはあくまで「大きなアップデート」の話なので、バグ修正やセキュリティアップデートは適宜提供される可能性があります。特に、今回のWear OS 5.1アップデートによって新しいバグが発生した場合は、早めの修正が入るかもしれません。

今回のアップデートは、新機能の追加というよりも「下地を固める」ような内容になっています。それでも、歩数計の精度向上や脈拍検出機能の追加など、健康管理に役立つポイントが増えたのは確かです。これからのアップデートにも期待しつつ、ひとまず新機能を試してみるのもアリですね!

Source:androidpolice